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Channel: 新古今和歌集の部屋
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略本系方丈記の方丈の庵位置について

爰にわれ、ふかき谷のほとり、閑なる林の間に、わづかなる方丈の草の菴をむすべり。(延徳本方丈記) 略本系方丈記には、方丈の庵の場所をを記す部分が少ない。 唯一「ふかき谷のほとり、閑なる林の間に」のみである。 これを、日野に当て嵌めた場合、深き谷では無い。 小塩山山麓の大原野はどう見ても谷とは言えない。 大原については、これたか親王谷と言えば谷とも言えるが、別名小原と言う程の小盆地となっている。...

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歌論 無名抄 歌半臂句事

俊惠物語の次に問て云、 遍昭僧正歌に たらちねはかゝれとてしもむば玉の我黒髪はなでずや有けん この歌の中にいづれの詞かことにすぐれたる。ぞとおぼえんままにのたまへ。 といふ。予云、 かゝれとてしもといひてむば玉のとやすめたる程にこそはことにめでたく侍れ。 といふ。...

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歌論 無名抄 歌半臂句事2

歌半臂句事(そがうのすがたの事)...

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日本書籍大鑑 第4巻 目次

日本書籍大鑑 小松茂美著    講談社 壱零點伍 第4巻 運慶 北条義時 俊※仍 草冠 源通具 平光盛 源顕信 成賢 明恵 源季景 藤原信綱 藤原範光 藤原範宗 藤原家隆 藤原隆実 後鳥羽天皇 源家長 藤原清範 藤原定家 覚明 色定 近衛家実 北条泰時 藤原長房 藤原公経 証空 源通光 覚盛 九条道家 道元 九条頼経 近衛兼経 北条重時 深賢 真仏 親鸞 北条時頼 顕真 高信 西園寺公相 二条良実...

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日本書籍大鑑 第五巻

日本書籍大鑑 小松茂美著    講談社 壱零點伍 第五巻 北条時宗 無学祖元 坂九仏 二条為氏 良忠 大休正念 睿尊 鷹司兼平 近衛家基 飛鳥井雅有 忍性 審海 後深草天皇 頼瑜 亀山天皇 後二条天皇 南浦紹明 北条貞時 世尊寺貞成 西園寺公衡 高峰顕日 世尊寺経尹 一山一寧 伏見天皇 他阿 日朗 凝然 花山院師信 西園寺実兼 後宇多天皇 二条為藤 今出川公顕 霊山道隠 瑩山紹瑾 鷹司冬平...

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秋歌上 二夕 西行定家 筆者不明コレクション

   西行法師  こゝろなき  やま           の   身にも哀   秌 ゆ     は   の  ふ しられ  く   けり   れ   しき         たつ 新古今和歌集 巻第四秋歌上 題しらず     西行法師 心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮   うらのとまやの      あきの夕暮    藤原定家       朝臣 みわたせは花も  もみちもなかり...

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日本書籍大鑑 第六巻 目次

日本書籍大鑑 小松茂美著    講談社 壱零點伍 第六巻 中臣祐春 聖信 二条為世 釼阿 吉田定房 北畠顕家 新田義貞 後醍醐天皇 清拙正澄 日像 湛睿 虎関師練 雪村友梅 慶運 花園天皇 九条隆教 竺仙梵僊 楠正行 赤松則村 吉田兼好 世尊寺行尹 夢窓疎石 高師直 覚如宗昭 月林道皎 陽徳門院 四条隆資 足利直義 北畠親房 尊円親王 浄弁 賢俊 六条有光 足利尊氏 文観弘真 尊悟法親王 関山慧玄

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懸想文売り

梅の香のほのかにかほる有明の 月の光も薄れゆく静けき刻のかなた より春立つ朝告ぐ庭つ鳥声開けゆく 都の空は東雲の朱の玉垣聳え立つ 須賀の御社詣ずれば縁を繋ぐ大神の 御力すがり願ぎ奉る文の力のめでた さや拝み奉る人々の袖翻す春風に 乗せて御許に届けゆけ思ひを籠めし 言の葉は咲き誇りたる花びらに 薫りも高き懸想文今日より晴れて 結ばれし二つの糸はあかき色 花の顔舞う巫女の祝ひの御神楽...

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短歌:月の雫 アラベスク

"アラベスク 第1番 (ドビュッシー) Debussy Arabesque No.1 横内愛弓" を YouTube で見る   アラベスク ドビュッシー 月の雫が一滴氷に落ちたら   ほんの少し春になった YouTube短歌:音楽を聴きながら、その印象などを短歌に。屏風歌の現代版。

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歌人系列

      藤原定家      [1162-1241]         │       藤原為家      [1198-1275]  ┌──────┴─┬──────┬──────┐  二条為氏   京極為教   冷泉為相   冷泉為守 [1222-1286][1227-1279][1263-1328][1265-1328」  │        │      │  二条為世   京極為兼...

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日本書蹟大鑑 第七巻 目次 蔵書

日本書蹟大鑑 小松茂美著    講談社 拾點伍 第七巻 徹翁義亨 二条為忠 賢瑜 頓阿 菊池武光 後光厳天皇 中厳円月 徽安門院 仁誉法親王 万里小路藤房 北畠顕信 二条為遠 覚誉法親王 楠木正儀 懐良親王 近衛道嗣 龍湫周沢 春屋妙葩 義堂周信 石室善政 月庵宗光 春浦宗熙 長恵天皇

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春歌上 六田の淀

  権中納言公経 高瀬さす  六田の淀の  柳原  緑も深く かすむ春かな         読み:たかせさすむつたのよどのやなぎはらみどりもふかくかすむはるかな 西園寺公経 吉野町六田の柳の渡し

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稽古百人一首 蔵書

けいこひやくにんいつしゆ 稽 古 百 人 一 首         京寺町通松原上ル町 文政十年      菱屋治兵衛  丁亥猛春新彫               菱屋弥兵衛板 教訓躾草稽古百人一首

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玉葉 養和二年春

玉葉 養和二年 二月 三日甲辰。天晴。今日より大将風病。つて訪はんために行き向ふ。頗る辛苦の気あり。つて今夜より土公鬼気、招魂等の祭を行ふ。又仁王講を修す。晩に女房同じく訪はんために行き向ふ。伝へ聞く、院中三十日穢れあり。これ乞食法師門内に於て餓死すと云々。今朝見付く。疑ふらくは昨日よりこれにある者と云々。 六日丁未。天晴。年始の吉日たるに依り、大将白地に退出す。…略。...

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吉記 養和二年春

養和二年(1182年) 二月 廿二日癸亥。天晴。伝聞、五条河原辺卅歳許童食死人云々。人食人、飢饉之至極歟。雖不知定説、依為珍事。憖注之後聞、或説無其実事云々。 三月 十九日己丑。天晴。午剋参院。謁人々之間空及昏退出。道路死骸充満之外無他事。可悲之夜也。…略。 廿二日壬辰。天霽。…略。従儀師相慶来語云、宰相阿闍梨忠円一日比餓死了云々。大略雖為日々事、有職已上略他仍住之。 吉記...

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雑歌下 道真 海 北野天満宮学業守

海ならずたたへる水の底までも 清きこころは月ぞ照らさむ 新古今和歌集 巻第十八雑歌下  海    菅贈太政大臣 海ならずたたへる水の底までに清きこころは月ぞ照らさむ 北野天満宮

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日本書蹟大鑑 第八巻 目次 蔵書

日本書蹟大鑑 小松茂美著    講談社 拾點伍 第八巻 近衛教基 大内教弘 三条実雅 山科顕言 正親町公澄 武田信賢 後花園天皇 山名宗全 伊勢貞親 細川勝元 貞常親王 三条実量 一条兼良 二条政嗣 一休宗純 太田持資 四辻季春 万里小路冬房 蜷川親元 近衛房嗣 足利義尚 飛鳥井雅親 庭田雅行 大内政弘 勧修寺教秀 薄以量 没倫紹等 唐橋在数 堯恵 蓮如 甘露寺親長 天隠龍沢

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神祇歌 鴨長明 瀬見の小川

石川やせみの小川の清ければ 月もながれを尋ねてぞすむ 新古今和歌集 第十九 神祇歌 鴨社歌合とて人々よみ侍りけるに月を            鴨長明 石川やせみの小川の清ければ 月もながれを尋ねてぞすむ 読み:いしかわやせみのおがわのきよければつきもながれをたずねてぞすむ 隠 意味:賀茂明神がお住まいになっている石川の瀬見の小川が清ければ、月までその澄んだ流れを訪ねてお住まいになるでしょう。...

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神祇歌 下鴨午日歌

やまとかもうみに嵐の西吹けば    いづれの浦に 御船つながむ 新古今和歌集 巻第十九神祇歌 賀茂のやしろの午日うたひ侍なる歌 やまとかも海にあらしの西吹かばいづれの浦に御舟つながむ

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方丈記の数字に対する考え方2

鴨長明の生まれをどの本も「鴨長明は、久寿二年(一一五五)に生まれ」(安良岡康作 方丈記全訳注237P)となっているこれは、方丈記の すなはち、五十の春を迎へて、家を出て世を背けり。 元より妻子なければ、捨て難き縁もなし。身に官禄あらず。何に付けてか執をとどめむ。虚しく大原山の雲に伏して、五かへりの春秋をなん経にける。(前田家本) により、出家した年を元久元年(1204)頃から計算されている。...

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