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日本書蹟大鑑 第二十巻 目次 蔵書
日本書蹟大鑑 小松茂美著 講談社 拾點伍 第二十巻 明正天皇 文智女王 北島雪山 醍醐冬基 木下順庵 藤村庸軒 慈胤法親王 河村瑞賢 幸仁親王 徳川光友 徳川光圀 吉良義央 鷹司房輔 小川坊城俊広 正親町実豊 北向雲竹 松下見林 大高源吾 大石良雄 堀部弥兵衛 神崎与五郎 持明院基時 向井去来 契沖 智月尼 伊藤仁斎 桂昌院 北村季吟 杉木普斎 戸田茂睡 栗山潜鋒 津田長忠 榎本其角...
View Article子供の手の怪
こんな話がある。 昔々、桃薗と言うのは今の世尊寺の事を云うんじゃ。元々は寺でもなく、時に西宮の左大臣源高明様がお住まいになっておったんじゃ。 その時に寝殿の南東の母屋の柱に木の節の穴が開いておった。夜になると、その木の節穴から小さな子供の手が出て、人を招く事があったんじゃ。...
View Article明月記 元久二年三月二十三日 新古今集竟宴日程
明月記 元久二年三月 廿三日。天晴る。所に参ず。今日聞く、竟宴の事、未だ日時を定めず。今日家長、書状を在宣の許に遣はし、日時を勘へしむ。廿六日と云々。御清書の仮名序等、出来難し。仍て、此の中書を以て竟宴を遂げらるるの後、清書あるべし。序を継ぎ加へらるべしと云々。此の事、殊に忿ぎ思し食す。定めて事の故有るか。今日又少々之を見る。申の時許に退出す。
View Article明月記 元久二年三月二十四日 九条家祖の歌
明月記 元久二年三月 廿四日。天晴る。午後に小雨。…略。 相次で殿下に参ず。天徳入道右大臣殿の御歌、□勅撰に見ざる由之を申す。此の事遺恨なり。尋ね入るべきの由、申すべきなり。午の時許りに所に参ず。殿下申さしめ給ふ旨、家長に示し付け了んぬ。有家、家隆朝臣参入す。又一両の巻を見る。聊か酒肴を取り出す。夕に退出す。 恋歌三 九条入道右大臣 わびつつも君が心にかなふとて今朝も袂をほしぞわづらふ
View Article夏歌 俊成 袖の白玉 筆者不明コレクション
けふは又あやめの ねさへかげそへて みだれぞまさる 袖のしら珠 新古今和歌集 巻第三夏歌 述懐に寄せて百首歌よみ侍りけるに 皇太后宮大夫俊成 今日はまた菖蒲のねさへかけ添へて乱れぞまさる袖のしら玉 読み:きょうはまたあやめのねさへかげそへてみたれぞまさるそでのしらたま 保延六年述懐百首 平成29年10年28日 壱
View Article日本書蹟大鑑 第二十一巻 目次 蔵書
日本書蹟大鑑 小松茂美著 講談社 拾點伍 第二十一巻 近衛基熙 高玄岱 久世重之 佐々木玄龍 池西言水 前田綱紀 隆光 英一蝶 近松門左衛門 新井白石 秋色尼 古筆了音 渡会園女 荻生徂徠 油小路隆真 大橋 各務支考 林鳳岡 霊元天皇 杉山杉風 紀伊国屋文左衛門 室鳩巣 細井広沢 荷田春満 伊藤東涯 近衛家熙 井上通女 近衛家久 武者小路実陰 森繁利 冷泉為久 中院通躬 尾形乾山 太宰春台...
View Article明月記 元久二年三月二十五日 誤りだらけの集
明月記 元久二年三月 廿五日。天晴る。所に参ず。終日沙汰し、晩頭に退下す。殊に窮屈。此の集、猶未だ見るを得ず。其の誤り多きか。人数多くして、還た事の妨げ有り。
View Article明月記 元久二年三月二十六日 新古今竟宴当日
明月記 元久二年三月 廿六日。天晴る。早旦、殿に参ず。仰せて云ふ、竟宴に猶参ずべき由仰せらる。仍て三条坊門に行く。時刻に及びて参ずべし。…略。三条坊門殿に参ず。終日、御前に在り。秉燭、御院參訖りて退出す。亥の時、東宮京極殿に行啓。 三条坊門殿 三条坊門南高倉東
View Article日本書蹟大鑑 第二十二巻 目次 蔵書
日本書蹟大鑑 小松茂美著 講談社 拾點伍 第二十二巻 白隠慧鶴 賀茂真淵 寂厳 冷泉為村 建部綾足 日解 万仞道坦 加賀千代女 谷川士清 池大雅 歌川 平賀源内 大谷永庵 湯浅常山 滋野井公麗 松下烏石 三井親和 横井也有 与謝蕪村 富士谷成章 加藤枝直 高芙蓉 池玉瀾 東坊城益良 龍公美 高山彦九郎 林子平 円山応挙 山本以南 沢田東江 宇田川玄随 澄月 森尹祥 梅荘顕常 小沢蘆庵 関其寧...
View Article藤原季仲の御堂と藤原邦恒の「邦恒堂」の現在
藤原季仲の御堂と藤原邦恒の「邦恒堂」の現在を探して欲しいとの依頼に。 図書館で平安後期の地図と現在の地図を重ねて見ると、藤原季仲御堂は四条通の郵便局の向かいのようである。 四条通南佐井西通西とすれば、京都市右京区西院坤町となる。 周囲を徘徊したが、痕跡は残っていない。 寳蔵院と言うお寺があったが、由来とかは有りませんでした。 春日(佐井)通と佐井西通の間も念のため調べたが、何も無かった。
View Article新古今和歌集 梅村弥右衛門板 蔵書
新古今和歌集 上下二巻 上巻 仮名序 春哥~羇旅哥 下巻 戀哥一~釈教哥 真名序 佐々姓文庫 牧埜○臧書 早稲田大学 新古今和歌集梅村弥右衛門板 刊行年不明 巻第14の巻頭書名:新古今和謌集 巻第五の巻名:秌哥下 巻第四の秋哥上と異字体を使用
View Articleドッペルゲンガーの乳母
こんな話がある。 昔々、源雅通の中将と言う方がおられ、丹波の中将と呼ばれておったんじゃ。そのお屋敷は、四条よりは南、室町よりは西にあったのじゃ。...
View Article新古今和歌集竟宴和歌
後鳥羽院 新古今和歌集竟宴 和歌 いそのかみふるきをいまにならべこし むかしのあとをまたゝづねつゝ 應製倭歌 摂政太政大臣從一位藤原朝臣良經上 しきしまやゝまとこと ばのうみにしてひろ ひしたまはみがゝれ にけり 應 製一首 從一位行皇太弟傳臣藤原朝臣頼實上 わかのうらなみものど けきみよなればかき あつめたるたまもし ほぐさ 太上皇應 製一首...
View Article夏歌他 日政筆掛軸コレクション
千とせふる 尾上の小松 うつしうへて 萬代までの 友とこそみめ 五月 盧橘 ほとゝぎすなくや さ月のやどが ほに かならずにほふ 軒のたちばな 十月 残菊 かみなづき しもよのきくの にほはずは あきのかたみに なにをゝ かまし 式子内親王 わすれめやあ ふひをくさに 引むすび かりねののべの 露のあけぼの...
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