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Channel: 新古今和歌集の部屋
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和歌文学研究 かささぎの渡せる橋

和歌文学研究 60 平成2年 「鵲の渡せる橋に置く霜の」-百人一首家持歌の解- 堀 勝博 1~7頁 1988年4月~1991年3月兵庫県立神崎工業高等学校教諭(国語科担当)  1991年4月~1995年3月大阪産業大学教養部専任講師 1996年4月~2006年3月大阪産業大学教養部助教授  2006年4月~京都ノートルダム女子大学人間文化学部教授...

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和泉式部続集 かささぎの渡せる橋

和泉式部続集  七月七日織女にかはりてまつころ、草の露を始てみる そのよひをまつすべもなしかささぎのはしも渡らぬ通路もがな 風の音に秋きにけりとおどろきて見れば草葉の露も置きけり

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百人一首解 かささぎの渡せる橋

百人一首解 荷田在満 唐詩に奉和初春幸太平公主南荘應制(蘇味道)鳳皇棲下交天仗、烏鵲橋頭敵御莚、同題(李邕)傳聞銀漢支幾石、複見金輿出紫微、織女橋邊烏鵲起、仙人棲上鳳凰飛。是ら公王の家なれば、禁中と同じく比したり。禁中を紫微北極といふなれば、禁庭の橋を烏鵲橋といふべし。…略 鵲のわたせる橋の霜の上を夜半にふみ分ことさらにこそ。良岑宗貞五節の舞妓をみて、天つ風雲の通路とよみたると同義也。

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百人一首一夕話 21 巻之八 1 蔵書

百人一首一夕話巻之八   目録 西行法師  歌譯  西行の俗名義清なる話       西行二見浦に住する話  文覚西行初て對面の話       銀の猫の話  江口遊女の話           双林寺庵の話  御裳濯川宮川歌合の話       吉野苔清水の俗説の話 寂蓮法師  歌譯  寂蓮顕昭独鈷鎌首争の話      三軆和歌の話 皇嘉門院別当  歌譯 式子内親王  歌譯  内親王齋院を辞したまふ話...

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百人一首一夕話 22 巻之八 2 蔵書

殷富門院大輔  歌譯 後京極摂政前太政大臣  歌譯  頼朝卿後京極殿の婚礼を冊かるゝ話 良経公賊の為に殺されたまふ話  新古今集序者の話         後京極殿書風の話 二條院讃岐  歌譯  頼政鵺を射る話          仲綱が馬を木下と名づける話  高倉宮に謀反をすすめ奉る話    宮三井寺に落たまふ話  長谷部信連防戦の話        宇治川合戦の話  頼政自害の話...

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百人一首一夕話 23 巻之八 3 蔵書

國道なきときは忠臣 讒者の舌頭にかゝ って魂魄帰する なきもの和漢その ためし少なからず 天爭忠臣に 報ずる事の うすきやされ 共千歳の後 史札にのせて 芳名を仰ぐ 秦の趙高 宋の榛槐が 如き三尺の童 といへどもまさに つばきばきす 北条義時が奸 悪なる重忠が 如き忠臣を 舌頭に  斃す事   各如 しかれども  遂に   九代の  榮を   うくるは    なんぞや 實朝公朝廷に功なく...

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百人一首一夕話 24 巻之九 1 蔵書

百人一首一夕話巻之九   目録 前大僧正慈圓  歌譯  叡山をわがたつ杣といふ話     柿の本栗の本の話  慈圓為家卿の出家を止めらるゝ話  人ごとに一つ癖の歌の話  壷の石ぶみの話 入道前太政大臣  歌譯  公経公西園寺を建立の話      北山々荘の話 權中納言定家  歌譯  定家卿初の名光季といひし話    定家卿殿上にて雅行をうたるゝ話  俊成卿の歌によりて定家の堪事を許さるゝ話...

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百人一首一夕話 25 巻之九 2 蔵書

従二位家隆  歌譯  家隆卿寂蓮の婿たりし話      一代の詠歌六万首ありし話  家隆の歌を亡室軆といふ話     天王寺にて七首の歌を詠せらるゝ話  家隆塚の話            子息隆祐の話 後鳥羽院  御製譯  高倉院御譲位の話         頼朝豆州に兵を起す話  義経黄瀬川にて頼朝に對面の話   木曽義仲筑摩川合戦の話  平家安徳帝を奉じて西國に落る話  範頼義経義仲を討話...

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新古今の世界 蔵書

岩波 講座  日本文学史 第6巻 中世 新古今の世界   西郷信綱              岩波書店 著者:西郷信綱 発行:岩波書店 初版:昭和34年4月11日 目次 序 日本的抒情 一 俊成の位置 二 定家の作品 三 新古今的状況 四 新古今諸歌人 五 二つの道  参考文献 西郷 信綱(1916年1月3日 - 2008年9月25日) 日本文学者。横浜市立大学名誉教授。上代文学・古代文学専攻。...

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百人一首一夕話 26 巻之九 3 蔵書

雄略帝御狩のとき、 猛き猪のくるひ出て、 夥の人をなやなせ しに、帝一足にして これを薨したまふ。 後鳥羽の上皇、 たゞ一挙にして、 片野の八郎を 伏せさしめ給ふ。 倶に其勇    惟ふべ      し 世の中の、乱れし さまの浅ましき、 筆墨の上だに、 見るに忍びがたし。 いはんや当時に於 てをや。今日昇 平の有がたき、誰 か是をもって おもはざら     んや 太平記に曰...

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近江八景1 浮世絵広重図(印刷)コレクション

近江八景 歌川広重 保永堂板 近江八景之内   矢橋帰帆 真帆かけて  矢橋に   かへる    舟はいま うち出の  はまを   あとの    追風 近江八景之内   比良暮雪 雪はるゝ  比良の高根の    夕ぐれは  花の   さかりに  すぐる    はるかな 近江八景之内    堅田落雁 峯あまた  こへて    越路に     まづ      ちかき 堅田に  なびき   おつる...

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近江八景2 浮世絵広重図(印刷)コレクション

近江八景 歌川広重 保永堂板 近江八景之内    唐崎夜雨 夜の雨に  音をゆづりて      夕風を よそに   そだつる  から崎の     まつ  三井晩鐘 思ふその暁ち ぎるはじめぞ とまづきく 三井の入あひ のかね 近江八景之内 近江八景之内   粟津晴嵐 雪はらふあら しにつれて 百ふねも千 ふねもなみの あわずによする 近江八景之内   石山秋月       外  いし山や なら...

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和漢朗詠集 白居易 香炉峰下 筆者不祥コレクション

遺愛寺鐘  欹枕聽 香爐峯雪  撥簾看 遺愛寺の鐘は枕をそばだてて聴き 香爐峰の雪は簾をかかげて看る 香爐峰下新卜山 居草堂初成偶題 東壁     白居易 日高睡足猶慵起 小閣重衾不怕寒 遺愛寺鐘欹枕聽 香爐峰雪撥簾看 匡廬便是逃名地 司馬仍爲送老官 心泰身寧是歸處 故郷何獨在長安 和漢朗詠集 山家 平成30年9月11日 壱/八枚

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古今集賀歌 貫之 梅花 日野資時筆コレクション

春くればやどに  まづさく梅の      はな  きみが千とせの    かざしとぞ         みる 古今和歌集巻第七   賀歌 もとやすのみこの七十の賀のうし ろの屏風によみてかきける                 紀貫之 春くればやどにまづさく梅花君がちとせのかざしとぞ見る 読み はるくればやどにまずさくうめのはなきみがちとせのかざしとぞみる ○野大納言資時卿 日野資時...

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賀歌 興風 菊水 コレクション

山川のきくの  下水いかなれば ながれて人の  老をせくらむ 新古今和歌集巻第七   賀歌  題しらず          藤原興風 山川の菊のしたみづいかなればながれて人の老をせくらむ 読み やまかわのきくのしたみずいかなればながれてひとのおいをせくらむ 内大臣 平成30年9月11日 壱/八枚

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賀歌 清輔 河水久澄 藤谷為信筆コレクション

としへたる宇治の   橋守ことゝ      はむ 水  の 幾世に   水  なりぬ    上 新古今和歌集 巻第七   賀歌 嘉應元年入道前関白太政大臣 宇治にて河水久澄といふこと を人々によませ侍りけるに                藤原清輔朝臣 年経たる宇治の橋守こととはむ幾代になりぬ水のみなかみ 読み としへたるうじのはしもりこととわむいくよになりぬみずのみなかみ 藤谷為信卿 藤谷為信...

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夕霧 九月十日 筆者不明コレクション

九月十日野の山の○しきは ふかく見しらぬ人だにたゞに やはおぼゆる。山風にたへぬる 木々の梢もみねの葛葉も ○あはたゞしうあらそひちる まぎれにたうときどきやうの ○○かすかに念佛などの こ○ばかりして人のけはひ いとすくなし 源氏物語 夕霧(青表紙大島本) 九月十余日、山のけしきは 深く、見知らぬ人だに、ただに やはおぼゆる。山風に堪へぬ 木々の梢も、峰の葛葉も、 心あはただしう争ひ散る...

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常夏 撫子歌 筆者不明コレクション

なでしこのとこ     なつかしき        色を見て  もとのかきねを      人やたづねむ 此事のわづらはしさにこそ まゆごもりも心ぐるしう 思きこゆれとのたまふ。 君うちなげきて  山○のかき○○○ひし撫子  のもとのねざしを誰かたづねん 源氏物語 常夏(青表紙大島本) 撫子のとこなつかしき色を見ばもとの垣根を人や尋ねむ このことのわづらはしさにこそ、 繭ごもりも心苦しう...

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業平 我身一つの 筆者不明コレクション

   在原業平朝臣 月やあらぬ春や   むかしのはる       ならぬ  わがみひとつは         もとの     身にして 公任三十六人撰 伊勢物語 古今和歌集 平成30年9月11日 壱/八枚

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内容不明コレクション

西海よりとりし 折から備前の牛窓 にてかく    遊行六十世他阿  西の○へ○○て    と○にの上は   車ならべ○      めぐる牛窓 他阿 (嘉禎3年(1237年)-...

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