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Channel: 新古今和歌集の部屋
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養生訓 巻第三飲食上 穀と肉 老人と食欲 友人との会食 持病と食

  人身は元氣を本とす。穀の養によりて元氣 生々してやまず。穀肉を以元氣を助くべし。穀肉 過して元氣をそこなふべからず。元氣穀肉にかて ば壽し。穀肉元氣に勝てば夭し。又古人の言に 穀は肉にかつべし。肉は穀にかたしむべからずといへり。 脾胃虚弱の人殊老人は飲食にやぶられやすし。 味よき飲食にむかはゞ忍ぶべし。節に過べからず。 心よはきは慾にかしがたし。心つよくして慾にかつべし。...

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新古今増抄 巻第一春歌上 後鳥羽院 立春

一 春のはじめの哥 増抄に云。春たつとは立春也。はるの初の といへるは、立春の後、四五日のあいだを云なり。 年内にたつ春をば初にはとらず。年始を 春のはじめにもするとみえたり。 一 太上天皇 増抄云。高倉院ノ㐧四ノ皇子。御母ハ七条院。御 製三十三首入。神皇正統記曰、第八十二代 四十四世後鳥羽院。諱ハ髙成。高倉㐧四の子。 御母は七条院、藤原殖子。入道修理太夫信...

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YouTube短歌 上書きの恋

上書きの恋引きづりながら生きる 私の。。。そんな人生ならテレビを点けてNHKの番組が流れ、古い歌手の古い歌を聞きつつ、古典を読んでいて、ふとこの歌詞に。そうだったらもっと楽だったかもと。

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養生訓 巻第三飲食上 食あたり 未消化 煮え端

                  傷食の病あらば飲食をたつべし。或食をつねに半 減じ三分の二減ずべし。食傷の時はやく温湯 に浴すべし。魚鳥の肉魚鳥のひしほ生菜油 膩の物ねばき物こはき物もちたんごつくり菓 子生菓子などくらふべからず。 朝食いまだ消化せずんば昼食すべからず。点心など くらふべからず。昼食いまだ消せずんば夜食すべからず。 前夜の宿食猶滞らば翌朝食すべからず。或半...

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芭蕉と季重ね

  うぐひすを魂にねむるか嬌柳(虚栗 柳:春)   ほとゝぎす正月は梅の花咲けり(虚栗 時鳥:夏)   はる立や新年ふるき米五升(真跡 立春:春)   冬牡丹千鳥よ雪のほとゝぎす(野ざらし紀行 冬牡丹:冬)   鰒釣らん李陵七里の浪の雪(桜下文集 鰒:冬)   雪と雪今宵師走の名月歟(笈日記 雪、師走:冬)   元日やおもへばさびし秋の暮(真跡 元日:春)   時鳥鰹を染にけりけらし(真跡...

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新古今増抄 巻第一春歌上 式子内親王 立春

                  一 百首の哥たてりし時春のうた 増抄云。かく書ことは、天子へ奏覧有りしと き褒美の心にて云なるべし。詞書は由緒がき にせぬなり。さる程に心をつけてみるべし。 一 式子内親王 前ノ斎院。准三宮。後白河 隠御子。第二皇女也。御母ハ高倉三位成子。四 十九首入也。 一 山深み春ともしらぬ松の戸にたえ/"\かゝる雪の玉水 古抄云。初春の御哥まことにきどくなり。...

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養生訓 巻第三飲食上 香辛料 飲食の欲 新鮮な物 好きな物

                聖人其醤を得ざればくひ給はず。是養生の道也。醤と はひしほにあらず。其物にくはふべきあはせ物なり。 今こゝにていはゞ塩酒醤油酢生姜わさび胡椒 芥子山椒など各其食物に冝しき加へ物あり。 これをくはふるは其毒を製す也。只其味のそな はりてよからん事をこのむにあらず。 飲食の欲は朝夕におこる故貧賤なる人もあやまり 多し。況冨貴の人は美味多き故やぶられやすし。...

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西行 東京開花宣言

      西行吉野山木ずゑの   花を 見し日より心は      身にも  そはず    なり     にき【速報】東京の桜が開花 最も早い記録に並ぶ ソメイヨシノでは今年全国で最も早い開花(TBS NEWS DIG Powered by JNN) -...

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羇旅歌 在原業平 宇津の山 伊勢物語 歌碑

  在原業平伊勢物語駿河なる宇津の山辺の  うつつにもゆめにも 人にあわぬなりけり 伊勢物語行/\て、するがの国にいたりぬ。うつの山にいたりて、わがいらんとする道はいとくらふ、ほそきにつたかえではしげり、物心ぼそく、すゞろなるめを見る事とおもふに、すぎやうじやあひたり。かゝるみちへ、いかでかいまするといふをみれば、見し人成けり。京に其人の御もとにとて、ふみかきてつく...

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新古今増抄 巻第一春歌上 宮内卿 立春

一 五十首哥たてまつりし時 宮内卿 右亰太夫師光ノ女。後白河院女房安藝 琴弾繪師出羽権守巨勢ノ宗義女。十九首入 宮内とは八省の官也。それを女房の名とかり 用るなり。後鳥院の官女なり。 ○かきくらし猶ふる郷の雪のうちに跡こそみえね春はきにけり 古抄云。跡こそみえねとは、春のあとの事を云に 又人跡の心あり。雪中に人の跡こそ見えね かゝるふる里にもはるはきにけりとなり。...

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羇旅歌 在原業平 蔦の細道 伊勢物語 つたの細道公園 歌碑

   蔦の細道  蔦の細道は宇津ノ谷峠越えの最も古い道で 古代には東海道の伝馬の道として、中世には 本道として、行き交う人々で賑わった。  蔦の細道が広く知られるようになったのは 在原業平が主人公とされる『伊勢物語』に、 「・・・わか入らむとする道は、  いと暗う細きに、つたかへては茂り・・・・   駿河なる宇津の山へのうつゝにも       夢にも人に逢はぬなりけり」 と詠まれたからである。...

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羇旅歌 定家 山路秋行 歌碑

     藤原定家 都にもいまや   衣をうつの山  夕霜はらふ   蔦の下道     読み 都にも いまや衣を うつの山      夕霜はらう 蔦の下道   出展 新古今和歌集(一二〇五年成立)   作者 藤原定家は『新古今』時代を代表する    不世出の歌人で、『新古今和歌集』    の撰者で、『小倉百人一首』の    作者として知られる。   書  岡部町新舟 村越敬一   山中...

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羈旅歌 鴨長明 山路秋行 つたの細道公園歌碑

    鴨 長明 袖にしも   月かかれとは   契り置かず   涙はしるや 宇津の山越へ 読み 袖にしも 月かかれとは  契置かず      涙はしるや 宇津の山越え 出典 新古今和歌集(一二〇五年成立) 作者 鴨長明は鎌倉時代前期の歌人で、    有名な随筆『方丈記』の作者    として知られている。 書  岡部町子持坂 古川絹枝 新古今和歌集巻第十 羇旅歌  詩を歌にあはせ侍りしに山路秋行...

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羇旅歌 家隆 三体和歌 宇津の山

       藤原家隆朝臣 旅寝   する    夢路は  ゆるせ宇都の         山 關とは  聞かず   もる人も       なし 新古今和歌集巻第十 羇旅歌 和歌所にてをのこども 旅歌つかうまつりしに         藤原家隆朝臣 旅寝する夢路はゆるせ宇都の山關とは聞かずもる人もなし よみ:たびねするゆめじはゆるせうつのやませきとはきかずもるひともなし 隠 有定雅...

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養生訓 巻第三飲食上 五の物 肉食の効 魚調理法 大魚を薄く切る

清き物かうばしき物もろく和かなる物味かろき物性 よき物此五の物をこのんで食ふべし。益ありて損 なし。是に飯する物食ふべからず。此事もろこしの 書にも見えたり。 衰病虚弱の人はつねに魚鳥の肉を味よくして少 つゞ食ふべし。参茋の補にまされり。性よき生魚 を烹炙よくすべし。塩つけて一両日過たる尤よし。 久しければ味よからず。且滞りやすし。生魚の肉豉 につけたるを炙煮て食ふもよし。夏月は久しく たもたず。...

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新古今増抄 巻第一春歌上 藤原俊成 立春

                  一 入道前ノ関白大政大臣右太臣に侍ける時百首 哥とませ侍けるに立春のこゝろを この入道は法性寺どのにてあるとなり。 一 皇太后宮太夫俊成 正三位権中納言俊忠男。母敦家朝臣女。 七十二首入。皇太后宮大夫は官也。俊成卿の 家集を、長秋衆と云もこの官にて有し ときの故也。長秋とは唐名なり。法名は釈阿也。 俊頼俊成はみちをきゝ、後には古今をば...

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宇津の山 阿仏尼 つたの細道公園歌碑

     阿仏尼 我こころうつゝともなし   宇津の山 夢にも遠き    都こふとて 読み 我こころ うつつともなし 宇津の山       夢にも遠き 都こうとて 出典 細川永青文庫蔵    『いさよひ日記』(一二七九年成立) 作者 阿仏尼は鎌倉時代中期の女流歌人で、    藤原為家の側室となり『十六夜日記』    の作者として知られる。 書 岡部町内谷 佐藤律子...

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YouTube短歌:春雨のアダージョ

弦楽のためのアダージョ / Adagio for Strings Op.11 / Samuel Barber   満開の桜の中を        雨。。。   なんて静かな朝なのだろうか       サミュエル・バーバーの「管弦楽のためのアダージョ」(弦楽四重奏曲 ロ短調 作品11...

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新古今増抄 巻第一春歌上 俊恵 立春

                    一 題しらず 題しらずとばかりあるは、家集などに題 なくて歌ばかりあるゆへなり。 一 俊恵法師   俊頼子十二首 春といへば霞にけりなきのふまで波まにみえしあわぢしま山 増抄云。下三句より上へとりてかへしてみる哥 なり。きのふとは立春のまへ日なり。あわぢ嶋 がなみのあいまにみえしが、今さはみえぬはいかなる ことぞと不審して、まことにけふ春にてある...

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月刊 短歌 大特集・新古今の新しい魅力 平成2年5月号 蔵書

短歌 5月号 37巻5号    発行平成2年5月角川書店特別鼎談新古今集の 魅力と現代藤平春男 馬場あき子 岡野弘彦大特集・新古今の新しい魅力美しさと哀しみの重ね絵模様 新古今集への案内             清川妙誰かは問はむ 新古今集再評價             塚本邦雄新古今集の時代             神作光一新古今集の美意識             馬場あき子桜の歌をめぐって...

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