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Channel: 新古今和歌集の部屋
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YouTube短歌:台風前の夜明け

ライヴ録音 1985 ラヴェル ダフニスとクロエ 第2組曲 BPO&カラヤン   嵐の前だと云ふのになんて静かで神々しい日の出だろう    

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 俊成 田作業 蔵書

あり。この草ばの露といへるは古郷の草ばの露となり。宮 城野の萩の露さとこぼるゝを見てこのおもし ろき露さへあはれなるに古郷の草葉の露 さぞといへり。下には涙のこゝろもあるべし。又説 此哥は都にかへりてわがやどの荒れたる庭に對 して秋風をきゝて此比の宮城野の躰を思 やりてあはれいかに草葉の露のこぼるらんと 云り。時節の景気をかんしたる哥なり。作意き とくなる哥なり。西行修行の時見し所なれば...

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新古今増抄 巻第一 中務 梅不咲如月 蔵書

よいながらあけたると覚ゆる作ほどに、夜こそよひ のまゝにて明たれ。されとも月はのこりてあらん とおもへば、月も入にけりといふ作なり。その ごとく、春の夜の夢のうきはしこそとだえ してみじかけれ。夜はまだあけまじきほど にとみわたせば、よこ雲もわかるゝとなり。 一 きさらぎまでむめの花咲侍らざりける としよみ侍ける        中務 中務卿敦慶親王ノ女。母ハ伊勢也。きさら...

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上  蔵書

 ○みしぶつきうへし山田にひたはへて又袖ぬらす秋は                               きにけり みしぶは水のしぶなり。みさびなどいふも同事也。 秋は又ひたなどかけて又袖のぬるゝよとよ める夏秋かけて難艱の体也。                        同  ○荻の葉もちぎりありてや秋風の音信そむる妻となるらん 妻とは何にても物のあひあふ事を云なり。...

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新古今増抄 巻第一 定家 梅匂朧月 蔵書

一 守覚法親王家五十首哥合に  藤原定家朝臣     ○一 大空は梅の匂ひに霞つゝくもりもはてぬ春の夜の月 本哥照もせず曇もはてぬ春のよのおぼろ月よにしくもの                                ぞなき くもりもはてぬといふ詞ひとつをとりて本哥 心をきこえさせたる哥なり。まことの霞 ならばくもりもはて侍るべけれども、梅の匂ひに かすみたる月なれば、かすみたる景氣本哥の...

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俳句 七夕積乱雲

牛飼は遅れまいぞと...

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日本人は台湾人より劣っている

今日、バスに乗っていると、観光地のバス停で、台湾旅行客が松葉杖を突いた日本人を優先的に乗せる為に、譲っているのが見えた。   昔、台湾人旅行客の子どもが、京都地下街で私の為に、ドアを開けて待って譲っていた。日本人の習慣を、これほど早く覚えるのか?と思った。...

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源氏物語における「あやし」 その1 メモ 索引本間違い修正

源氏物語 浮舟 1 はじめに源氏物語には、「あやし」が多数使用されて、様々な意味に訳されており、それらについて調べてみる。 2 源氏物語「あやし」の使用「怪し」、「奇し」、「賎し」と表記される「あやし」の使用を、新日本古典文学体系(以下「新体系」と言う。)...

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YouTube短歌:熱帯夜の想ひ

暑くて眠れない夜 苦しさだけが増幅する  Fast Love宇多田ヒカルと言って、藤圭子の娘か?と言うだけの世代。とは言っても彼女も40歳。この曲も1999年の作品、今の若い子には馴染みも無いだろう?苦しげに歌う彼女の想いは?と思った。やっとスマホも充電出来る樣になった。菅原道真公の近所の神社に参拝しただけなのに。

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源氏物語における「あやし」 その2 メモ 索引本間違い修正

源氏物語 浮舟   3 「あやしく」と「あやしう」 前述の通り「あやしう」は、「あやしく」のウ音便であり、あやしの連用形である。 これを更に各帖ごとに、見てみると表2の通りである。 「あやしく」と「あやしう」を全体としては、各々123語、99語の55%と若干「あやしく」が多い。...

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YouTube短歌:Thriller night

人の心に住む欲望すべては満月のほんたうのスリラー 

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 小弁 七夕初風 蔵書

 ○みしぶつきうへし山田にひたはへて又袖ぬらす秋は                               きにけり みしぶは水のしぶなり。みさびなどいふも同事也。 秋は又ひたなどかけて又袖のぬるゝよとよ める夏秋かけて難艱の体也。                        同  ○荻の葉もちぎりありてや秋風の音信そむる妻となるらん 妻とは何にても物のあひあふ事を云なり。...

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恋歌五 永禄二年本 筆者不詳断簡コレクション

我もしかなきてぞ人に恋られし今こそよそに聲をのみ                             きけ              人麿 夏野ゆくを鹿のつのゝつかのまも忘ずおもふいもがこころを 夏草の露分衣きもせぬになどわが袖のかはくときな                              き              八代女王 みそぎするならのを川の河かぜに祈ぞわたる下にたえじ...

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新古今増抄 巻第一 藤原頼道 蔵書

題しらず     宇治前関白太政大臣 法性寺ノ入道摂政ノ一男、頼道。母ハ左大臣雅信ノ 女。從一位倫子。号鷹司殿一首入。宇治にヰ 給ふ故にかく云也。平等院を建立し給也。 おられけり紅匂ふ梅の花けさ白妙にゆきはふれども 古抄云。紅梅を雪のふりかくしたるさまなり。 されども紅なれば、白妙の雪にまがはず折れける                            と也。有色易分残雪ノ底。無情難弁夕陽ノ中...

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 大江匡房 萩と鹿 蔵書

それを吹なかへしそと秋風にいひかけたる哥なり。   河水に鹿のしがらみうけてけりうきてながれぬあき萩の花 萩をば鹿のつまといひならはせり。萩にやすらひ とゞこほるによりしかのしがらみと云るにや。古今に 引あき萩をしがらみふせてなくしかのめには見えずて音のさやけさ   この歌は、聞書に無く、出典は不明。ただし新古今集注(京都大学図書館本)に古今集歌を本歌としている。   ※作者:中納言匡房...

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新古今増抄 巻第一 藤原敦家 隣家尋梅 蔵書

かきねの梅をよみ侍ける   藤原ノ敦家ノ朝臣 故者本藏人頭。參儀兼經ー。母ハ中納言隆 家女 一首入。 一 あるじをば誰共わかず春はたゞ垣ねの梅を尋てぞみる 増抄云。詩の心なり。わかずとは分て吟味も なくをしなべてと云義也。たゞとはよの事 なしにと也。梅さへあればとあんり。垣ねといふ を居所なれば、人家と用たるべし。人家 をみてといへるにだづぬるこゝろあり。     頭注 朗詠遙ニ 見人家有花...

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読めない漢字7? 脳トレ・パズル

女郎花(をみなへし) 最近、脳トレの為に、漢字クイズを行っている。知らない漢字より、ひらがな入力なので、つい歴史的仮名遣ひになって、入力を誤ってしまう。 地(チ)が震えるのだからヂシン、稲の妻だからイナヅマ⚡️世界の中(なか、チュウ)だから世界ヂウと思ってしまっている。 小学生からやり直さないといけないかも?😓 漢字をクリック🖱️すれば国語辞典等につながり正解が判ります。 薄(すゝき) 涎...

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新古今増抄 巻第一 俊頼 梅花遠薫 蔵書

題しらず     宇治前関白太政大臣 法性寺ノ入道摂政ノ一男、頼道。母ハ左大臣雅信ノ 女。從一位倫子。号鷹司殿一首入。宇治にヰ 給ふ故にかく云也。平等院を建立し給也。 おられけり紅匂ふ梅の花けさ白妙にゆきはふれども 古抄云。紅梅を雪のふりかくしたるさまなり。 されども紅なれば、白妙の雪にまがはず折れける                            と也。有色易分残雪ノ底。無情難弁夕陽ノ中...

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 源経信 蔵書

それを吹なかへしそと秋風にいひかけたる哥なり。   河水に鹿のしがらみうけてけりうきてながれぬあき萩の花 萩をば鹿のつまといひならはせり。萩にやすらひ とゞこほるによりしかのしがらみと云るにや。古今に 引あき萩をしがらみふせてなくしかのめには見えずて音のさやけさ                   大納言經信   花見にと人やりならぬ野べにきて心のかぎりつくしつるかな...

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美濃の家づと 二の巻 冬歌9

          題しらず           西行 昔おもふ庭にうき木につみおきて見しよにもにぬ年のくれ哉 こは年の暮に年木とて薪をつむことあるをよめるなり。 それをうき木とよめるは、浮木の名をかりて、うきこと にいへるなり。昔おもふといひ、見し世にも似ぬといへるうき意 なり。 ふるき抄に、昔をこひたるにはあらず。思ひ出たる ばかり也といへるは、かなはず。さてはうき木といへる、何のよしぞや...

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