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Channel: 新古今和歌集の部屋
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祇園祭の歴史と廃止の危機 天明の大火

※本稿については、穢を扱うので一部差別的と言われてもしょうがない部分がある。 数年前からその事実について気がついていたが、本稿を書けと、命じる神託のような物があった。...

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 良経 深草来秋 蔵書

松にふく風なれば花もみぢふくごとくにその 色は見へねども秋のくるとは聲にしられた るとなり。                   摂政殿  ○深草の露のよすがをちぎりにて里をばかれず秋は                             きにけり 今ぞしるくるしきものと人またん里をばかれず問べかり                              けり...

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新古今増抄 巻第一 実定 那古海晩霞 蔵書

むろの八嶋のけぶりのたつ所なるべしと。すいし たる也。わたりとはあたりなり。渡にあらず。室 八嶋は、下野にあるひろき野也。そこに 水ありて、八所にしまあり。その水より煙が たつとなり。朝霞を浅字にとりなし 深くみゆるやとよみたるあんり。かやうのところ 哥のいのち成となり心をつくべし。 一 晩霞といふ事をよめる。 後徳大寺左大臣 実定也。大炊御門ノ右大臣公能男。母は俊忠卿ノ 女、從二位豪子。...

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五更 かささぎの渡せる橋

夜更け 「夜ぞ更けにける」とあるが、夜更けとはいつ頃の事を言うのであろうか? 現代の気象庁による気象用語としてもあるが、古代日本においては、中国から伝わった五更の午後7時ないし8時から(精選版 日本国語大辞典 より)とすべきであろう。古代は、不定時法で、日の出から日没の時間で時刻を決めていたので、夏冬では時間が異なる。旧暦の七夕の時期の8月~9月では8時頃から夜更けとして良いであろう。 五更...

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降霜の時間 かささぎの渡せる橋

「橋に置く霜の」とのことであるが、奈良地方の霜の降りる時間は、地面の温度が下がり、放射冷却が起こる日の出前の一番寒い時刻と考えるべきであろう。...

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七夕月入 かささぎの渡せる橋

七夕月の入る時間 月落ち烏啼いて霜天に満つ(楓橋夜泊 張継)と七夕の七日月が山に入り、霜の樣な満天の星が輝き出す時の歌と仮定した場合、その時刻は何時だろうと理科年表(国立天文台編)から調べ、奈良の時差14分を考慮すると、表○の通りとなる。もちろん、これは山の無い平面を仮定して算出された時刻なので、三笠の山に出し月が、生駒山に入るので、若干早く山に落ちる。...

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 通具 野原秋來 蔵書

松にふく風なれば花もみぢふくごとくにその 色は見へねども秋のくるとは聲にしられた るとなり。                   摂政殿  ○深草の露のよすがをちぎりにて里をばかれず秋は                             きにけり 今ぞしるくるしきものと人またん里をばかれず問べかり                              けり...

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タブーの行方

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新古今増抄 巻第一 後鳥羽院 水無瀬水郷春望 元久詩歌合 蔵書

射水郡ニ有リ奈呉海。哥の心は、海の遠望なり。 西に入日をみれば海のうちに入やう也。あらふ とは入ざまに日影明にみゆる故に、波があらひて かゝるかとの作也。かすみの間よりみたる 氣色おもひやるべし。 一 おのこども詩をつくりて、哥にあはせ侍し に水郷春望と云ことを     太上天皇 一 みはたせば山本かすむ水無瀬河夕は秋と誰か云けん 古抄云。是は水郷春望といふ題なり。水無瀬...

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 家隆 枕上初風 千五百番歌合 蔵書

野原は風ふく時分なればなにとかんとせんと よめる哥也。                  源具親 しきたへの枕の上にすぎぬなり露を尋る秋のはつ風 しきたへはしきて堪忍するこゝろなり。風の ならひ物にあたりてちらすものなり。さてわが 枕の上をば過ていづくへゆくぞ。涙をばしらぬ かとよめり。我涙をしらせてちらさばやと 思ふこゝろなり。...

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夏歌 慈円 荻上風 筆者不明色紙コレクション

 雲まよふ夕べに秋を     こめながら風も 前          ほに出ぬ  大僧正         荻の   慈圓           うへかな 新古今和歌集巻第三 夏歌  夏の歌とてよみ侍りける         前大僧正慈圓 雲まよふ夕べに秋をこめながらかぜもほに出でぬ荻のうへかな よみ:くもまようゆうべにあきをこめながらかぜもほにいでぬおぎのうえかな 定 隠...

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YouTube短歌:暑中見舞い申し上げます

世界の平均海面水温、過去最高の20.96度 EU気象機関欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は5日までに、世界の平均海面水温が7月末に過去最高の20.96度を記録したと明らかにした。CNN.co.jp 欲望と言う文明列車が熱気をどんどん運んで来るOne way今日の猛暑は我々世代から子孫への未來の遺産予告台風6号の間接的影響 暑さの記録を続々更新...

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 顕昭 水茎岡葛葉紅葉 蔵書

  野原は風ふく時分なればなにとかんとせんと よめる哥也。                  源具親 しきたへの枕の上にすぎぬなり露を尋る秋のはつ風 しきたへはしきて堪忍するこゝろなり。風の ならひ物にあたりてちらすものなり。さてわが 枕の上をば過ていづくへゆくぞ。涙をばしらぬ かとよめり。我涙をしらせてちらさばやと 思ふこゝろなり。                    顕昭...

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俳句:立秋猛暑

うろこきぬ空の雲だけさやかだが本歌古今集秋歌上 秋立つ日詠める               藤原敏行朝臣秋來ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる8月8日は、立秋だったが、今日も30℃を超えていた。雨雲が3度通過して、激しい雨を降らせたが、直ぐに止み、その後は、ミストサウナのようなモワッとした高湿状態だった。雨の降った場所は狭く、全く降らない場所は、35℃を超えていただろう?

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新古今増抄 巻第一 家隆 末松山春曙 六百番歌合 蔵書

山本より東の方よど河へながれ入川なり。此川は すなにてうへには水みえず。そこを水行也。 哥にもしたにかよひてなどよめり。見わた せばと云五文字、とをく望む躰をよむ也。 みなせの里と山本の間三十町も有べし。 一 摂政太政大臣家ノ百首哥合に春曙と いふ心をよみ侍ける 藤原家隆朝臣 摂政大政大臣とは、後京極殿なるべし。 一 霞立末の松山ほの/"\と波にはなるゝよこ雲の空...

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YouTube短歌:気だるい夏の夕暮

からみつく潮風 パナマ帽  モヒート   ケサディア 気だるいゆふ暮ドビッシー「牧神の午後」への前奏曲レナード・バーンスタイン

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冬歌 式子内親王 初雪 筆者不明コレクション

式子      はつ雪  内親王     しろし  さむしろの   岳   夜半の衣で   のべの さへ/\て     まつ       新古今和歌集巻第六 冬歌  百首歌に               式子内親王 さむしろの夜半のころも手さえさえて初雪しろし岡のべの松     よみ:さむしろのよわのころもでさえさえてはつゆきしろしおかのべのまつ 定隆 隠...

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新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 西行 宮城野 蔵書

本哥ちはやぶる神のいがきにはふ葛も秋にはあへずうつろひ                                にけり うらかなしとは心かなしきと云事なり。表裏 の二字を讀ときは表の字を面によみ裏の字 をうらとよむなり。人の心はおもてはみえぬ ものなり。源氏に舟人もたれをうらみつらん といへるも同じ心なり。水茎岳むかしより葛 よみ侍るなり。...

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新古今増抄 巻第一 定家 夢浮橋 蔵書

とみたてたり。雲と云ものは、夜はやまにかゝりて有 あけぼのに山より外へわかれたるものなれば也。 かすみたつゆくすゑと云かけて、遠望の躰 をもたせたり。ほの/"\とは朝の躰なり。 古事に男と女と此山をかけて契りしに、 波のこえけるによりて、わかれしといふことなれ ば、その古事をおもひて、波にはなるゝとよ めるとみえたり。かやうのよせなければ、はなるゝ といふ詞を用たるべし。波にはなるゝ制の詞也。 一...

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日本古典全集 新古今和歌集 蔵書

  顧 井上通泰先生        編集    山田孝雄先生   正宗敦夫  問 新村出 先生        校訂日本古典全集 第三期○   新古今和歌集編纂者:正宗敦夫発行者:日本古典全集刊行會初版 :昭和6年6月10日復刻  昭和57年10月10日発行:現代思潮社

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