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俳句:コメント拙句 8月
目にはさやかに見えねども 皆様からの温かいコメントへの返信、皆様のblogにお邪魔した際のコメントに付けた拙句の8月分の内、いくつかの俳句、塵山集です。 断捨離 珠のくし断捨離筆頭かみの秋 本歌 新古今和歌集巻第十八 雑歌下 東三条院 そのかみの玉の簪をうちかへし今はころものうらを頼まむ 本説 春望 杜甫「白頭掻更短、渾欲不勝簪」 髪は頭の縁語。 茶器...
View Articleお茶を飲みたい11 ニュース記事
すべてにストーリーがある! 茶の湯の魅力とは?(LEON.JP) #Yahooニュース Yahoo!ニュース(9/10 金 10:00配信)に、茶道体験記事が有ったので、タイトルとポイントのみ、ご紹介します。 >モテる男には和のたしなみも大切だと、最近ひしひし感じることが多い目的は不純だが、私と一緒? お茶をいただく前に、まずはお菓子の作法をマスター! 【ポイント】...
View Article校正七部集 猿蓑 巻之四 4 蔵書
ひはり 鳴 中の 拍子や 雉子の聲 芭蕉 芭蕉庵のふるきを訪 菫草 小 鍋 あらひし 跡や これ 曲水 江戸木瓜 莇 旅して見たく 野はなりぬ 山店 畫讃 山 吹 や 宇治の 焙炉の匂ふ 時 芭蕉 白玉 の 露に きはつく 椿 かな 車来 わか身かよわくやまひかちなりけれは 髪けつらんも物むつかしと此春さまをかへて 䈂 もくし も...
View Articleお茶を飲みたい13 茶菓子 もなか
Lesson13 今日は、中秋の名月。どう言う菓子を買おうか?と近所の菓子屋さんを覗き、もなかを買った。 もなかは、最中と書き、これは 拾遺集 秋歌 屏風に八月十五夜池ある家に人遊びしたる所 源順 水の面に照る月波を数ふれば今宵ぞ秋の最中なりける から名付けられた。 この歌はかなり歌人に評価され、公任三十六人撰や俊成三十六人歌合、 和漢朗詠集 十五夜 付月...
View Articleお茶を飲みたい14 十六夜(茶菓子 最中2)
Lesson14 昨日のblogで、もなかは十五夜の事と書いたが、四角のもなかを食べる。本来は丸。 福蔵(ふくぐら)と言う倉の街、川越らしい菓子。 毎年十五夜には、このボロ掛軸を掛ける。筆者不明のボロ。コレクション収集初期のもので、毎日図書館で、筆跡を調べていたが、未だ筆跡が見つからない。 昔は、掛軸を掛ける場所があったが、今は掛ける場所も無いので、写真のみ。 新古今和歌集第七 賀歌...
View Article標註百人一首詳解 蔵書
標註 百人一首詳解 全著者:三田村熊之介再発行日:明治42年2月5日(初版:明治26年11月)発行:石塚書店 目次百人一首詳解序凡例百人一首の起り百人一首詳解百人一首詳解附録歌人の心得第一 和歌を學ぶことの必要第二 和歌を學ぶ順序第三 和歌は鍛練を要する事第四 歌の懐紙并に短冊第五 歌會の兼題 一 一首題書式 二 二首題書式第六 詠草書軆第七 懐紙書軆第八 短冊書軆第九 歌會略式...
View Article田兒之浦從 百人一首詳解
山邊赤人 田子の浦に打ち出てゝ 見れば白妙の 富士の高根に雪はふりつゝ 田子の浦はたゞさへよきけしきなる富士山に雪がまし ろにかかりたるさままでも見ゆる故一層の勝景を増すと の意なり 仰則蓮岳戴雪。八面玲龍。俯則白砂青松。海水如藍。山得水而 愈美。水得山而益明。彼此相映。眞是一幅活畫。 田児の浦は駿河國庵原郡に在り風光明媚なる勝地なり...
View Article絵入源氏物語 葵 左大臣の安堵
源氏五十四帖 花ちる里 歌川国政筆 しうわれにもあらぬ御心ちをおぼしつゞくるに、御 ごまにけしをたく也ぞなどもたゞけしのかにしみかへりたり。あやし きに、御ゆするまいり、御ぞきかへなどし給て、こゝろ み給へば、なをおなじやうにのみあれば、我身な がらだにうとましうおぼさるゝに、まして人のいひ おもはむことなど、人にの給べきことならねば、心ひ とつにおぼしなげくに、いとゞ御心がはりもまさり...
View Article春歌下 長家他 鞍馬焼かき餅
京都祇園萩月 鞍馬焼かき餅花のいろに あまぎるかすみ たちまよひ そらさへにほふ やま桜かな 落款 おもふこと なくてぞ見まし もみぢ葉を あらしの山の ふもと ならずは 落款 もみじ葉の 色にまかせて ときは木も風にうつろふ 秋の山かな 新古今和歌集巻第二...
View Article春歌下 俊成 井出の玉川 あられ菓子
こまとめて なほ 水かはむやまぶきの 花の露そふ いでの玉川 新古今和歌集巻第二 春歌下 百首歌たてまつりし時 皇太后宮大夫俊成 駒とめてなほ水かはむ山吹のはなの露そふ井出の玉川 よみ:こまとめてなほみずかわむやまぶきのはなのつゆそういでのたまがわ 隆 隠...
View ArticleYouTube短歌:Adagioの朝
Gayane's Adagio - Khachaturian ハチャトリアン作曲 「ガイーヌ」 アダージョ 深い悲しみの夜を過ごした朝はアダージョの雨の音ばかり
View ArticleYouTube短歌:君を思ふ
Yundi Li - Chopin "Fantasie" Impromptu, Op. 66 流れる如く止まる如くショパンの如く 動くままに君を思ふ
View ArticleYouTube短歌:夜の女王
Natalie Dessay - The Queen of the Night - second aria 夜の闇から生まれる怨みは人の限界を越えさせて進む 田中彩子 / 夜の女王のアリア~歌劇《魔笛》より(モーツァルト)
View ArticleYouTube短歌:誰も寝てはならない
Turandot Nessun dorma (歌劇トゥーランドット 誰も寝てはならぬ) プッチーニ作曲Luciano pabarotti (ルチアーノ・パバロッティ) Torino 2006 オリンピック 哀しみに眠れない夜は僕も起きていよう君が癒えるまでは 誰も寝てはならない。戦に疲れた戦士以外は。あしたまで...
View ArticleYouTube短歌:ノクターン
ショパン - 夜想曲 第20番 嬰ハ短調 遺作 Lento con gran espressione アシュケナージ ふと途切れそして思ひだけが繋がってゆくノクターンの憧れ 映画「戦場のピアニスト」日本版劇場予告 人はどうして殺し合うまで人を愛するのか定めというには…
View Articleお茶を飲みたい 御菓子 落雁
先日紹介した芭蕉の俳句の浮御堂のある滋賀の堅田と言えば、近江八景の堅田落雁。安藤広重の浮世絵(拙コレクション 印刷)でも有名。 近江八景 堅田落雁峯あまたこへて 越路にまづ ちかき堅田になびきおつるかりがね 近江八景の元である瀟湘八景では、 瀟湘八景 平沙落雁 玉澗 古字書空淡墨横 古字空に書して淡墨横たふ。 幾行秋雁下寒汀 幾ばく行(かう)ぞ秋鳥〔雁〕寒汀に下る。...
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