光る君へ 十訓抄 藤原為時の申文の詩
をしへて! 倉本一宏さん ~漢詩ではない? 越前守となった藤原為時の詩の謎!? - 大河ドラマ「光る君へ」NHK公式【大河ドラマ「光る君へ」】時代考証を担当する倉本一宏さんに、説話集などに書かれている藤原為時の漢詩について伺いました。<ドラマをもっと楽しむコラム>大河ドラマ「光る君へ」 - NHK 十訓抄 第十 才芸を庶幾すべき事 三十一...
View Article長明発心集 第一 目録
發心集第一目録 一 玄敏僧都遁世逐電事 一 同人伊賀國郡司被仕給事 一 平等供奉離山趣異州事 一 千觀内供遁世籠居事 一 多武峯僧賀上人遁世往生事 一 髙野南筑紫上人出家登山事 一 小田原教懐上人打破水瓶事 付陽範阿闍梨切梅木事 一 佐國愛花成蝶事 付六波羅寺幸仙愛橘木事 一 神樂岳清水谷佛種房事 一 天王寺聖隠德事 付乞食聖事 一 髙野邉上人偽儲妻女事 一 美作守顕能家入來僧事
View Article短歌:心の線 マティス 自由なフォルム展を
心から湧き出た線を そのままに たとえ筆をもてなくなっても マチス 自由なフォルム展を東京新美術館で観てきた。 マティス 自由なフォルム│展覧会サイト 2024年2月14日~5月27日、国立新美術館で開催されるマティス 自由なフォルムの公式サイトです。巨匠アンリ・マティスがたどり着いた究極の芸術「切り紙絵」を中心に、マティ... Henri...
View Article小式部内侍(伊勢大輔) 筆者不明百人一首まくり
小式部内侍 大江やま幾野のみちの遠ければ まだふみもみずあまのはしだて 伊勢太輔 いにしへのならの都の八ゑ桜 けふ九重にゝほひぬるかな 金葉集 雑歌上 和泉式部保昌に具して丹後に侍りけ るころ都に歌合侍けるに、小式部内 侍歌よみにとられて侍けるを、定頼 卿局のかたに詣で来て、歌はいかが せさせ給、丹後へ人はつかはしてけ んや、使詣で来ずや、いかに心もと なくおぼすらん、などたはぶれて立...
View Article湖月抄 藤袴 柏木の訪問
玉かづら えにたるを、うちつけなる御心かなと、人々゛ の女房などの也 細内大臣より はおかしがるに、殿の御つかひにておはしたり。 猶もていです忍びやかに御せうそこなど もきこえかはし給ければ、月のあかき夜√か 細庭の桂の木なるべし 師柏木のさま也 細始は隔て つらのかげにかくれてものし給へり。みきゝ 給ひて今はさもなき也...
View ArticleYouTube短歌:唱歌
快眠・癒しの日本の歌メドレー【全16曲40分】 消えつつある歌を口づさみ 遠い昔 煙草をくゆらせながら 文語だから、小さな子どもには難しすぎるからと、徐々に消えつつある日本の歌。 でも、昔も意味なんか分かっていなかった。「うさぎ美味し」と思っていた。何十年も経ってから、意味が分かった歌もある。 美しいメロディとともに、歌っていた頃を思い出す。...
View Article美濃の家づと 四の巻 恋歌二2
恋のうた 殷冨門院大輔 もらさばや思ふ心をさてのみはえぞやましろのゐでのしがらみ めでたし。 四の句やまじといふには、ぞ°もじてにをは かなはぬやうなれど、これは山城へいひかけたるなれば、難 ならじ。えもといひてはよはし。 和歌所哥合に忍恋 雅經 きえねたゞしのぶの山のみねの雲かゝる心のあともなき迄 めでたし。...
View Article平家物語巻第十二 土佐坊切られの事3
四 とさぼうきられの事 び弓をしばり、只今よせんと出たち候。すこしもものまふで のけしきとは、見えさぶらはずと申ければ、判官さればこそ とて、太刀取て出給へば、しづかきせながとつてなげかけ奉 る。たかひもばかりして出給へば、馬にくらをいて、中もんの 口に引たてたり。判官是に打のり、門あけよとてあけ させ、今や/\と待給ふ所に、夜はんばかりにとさばう、ひた...
View Article尾張廼家苞 恋歌五 2
尾張廼家苞 四之下 題しらず 左近中將公衡 戀わびて野べの露とはきえぬとも誰か草葉をあはれとはみむ 上ノ句はおもひ死にしぬる意。下句はその墓所の草葉をみて あはれともおもはじと也。誰かといひてもおもふ人の事なり。 通具卿 とへかしな尾花がもとのおもひ草しをるゝ野べの露はいかにと...
View Article源氏物語 蜻蛉 女郎花 薫と女房
薫大将 をみなへし 亂るゝ野辺に まじるとも露 のあだ名 を我に かけめや 東の渡殿の女房 花といへば 名 こそ あだなれ 女郎花 なべてのつゆに みだれやはする 源氏物語 蜻蛉 東の渡殿に、開きあひたる戸口に、人々数多居て、物語などする所におはして、...
View Article長明発心集 第一 玄敏僧都遁世逐電事
發心集第一 玄敏僧都遁世逐電事 昔玄敏僧都と云人有けり。山階寺のやむことなき 智者也けれど、世を厭心深して、更に寺の交をこのまず。 三輪河のほとりに僅なる草の菴を結てなむ思つゝ住 けり。桓武御門の御時此事聞食て、強に食出ければ 遁べき方なくてなましゐに参にけり。されども猶本意な らず思けるにや、奈良の御門の御代に大僧正に成給 けるを辞し申とてよめる。...
View Article光る君へ 十訓抄 惟規の脱出
【「光る君へ」人物紹介】藤原 惟規 ◆ 高杉 真宙 - 大河ドラマ「光る君へ」 【大河ドラマ「光る君へ」公式】まひろの弟 藤原 惟規 <高杉 真宙さん>をご紹介しています。 大河ドラマ「光る君へ」 - NHK 十訓抄 第十 才芸を庶幾すべき事 三十七...
View Article羈旅歌 紫式部 まひろが越前の宿所で紙に書いた歌
(22)越前の出会い - 大河ドラマ「光る君へ」 敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高由里子)と為時(岸谷五朗)は、宋人の朱(浩歌)、通事の三国(安井順平)らに迎えられる。浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周... 大河ドラマ「光る君へ」 - NHK かきくもりゆふだつなみの あらければうきたる ふねぞ しづごころなき 新古今和歌集巻第十 羇旅歌...
View Article光る君へ たぶん為時が松原客館で詠じた漢詩
(22)越前の出会い - 大河ドラマ「光る君へ」 敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高由里子)と為時(岸谷五朗)は、宋人の朱(浩歌)、通事の三国(安井順平)らに迎えられる。浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周... 大河ドラマ「光る君へ」 - NHK 六十客徒意態同 この客人の心はみな一つ 獨推羌氏作才雄 中でも貴殿の才気は最もあふるるもの 來儀遠動煙村外...
View Article光る君へ 藤衣(喪服)
をしへて! 佐多芳彦さん ~鈍色? 平安時代の喪服 - 大河ドラマ「光る君へ」NHK公式【大河ドラマ「光る君へ」】風俗考証を担当する佐多芳彦さんに、平安時代の喪服について伺いました。<ドラマをもっと楽しむコラム>大河ドラマ「光る君へ」 - NHK...
View Article湖月抄 藤袴 柏木の妹背山
忍びやかに聞え給。よういなど人にはをと 細いつ比參り給べきぞと也孟是 り給はず、いとめやすし。まいり給はんほど より内打陣消息の詞也 抄内々 のあない、くはしきさまもえきかぬを、う にて我にきかせ給へと也 抄内打陣はよろづ ち/\にの給はんなんよからん。何事も人...
View Article新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 源三位頼政 蔵書
たかまど まと廿二三日比を下弦と云り。高円山を的によみ なせり。 従三位頼政 こよひたれすゞ吹風を身にしめて吉野ゝたけの月 をみるらん すゞ吹とはちいさき竹の事なり。山伏のすゞかけ など云説はわろし。このよしのゝたけの月を...
View Article平家物語巻第十二 五 判官都落ちの事1
五 判官都おちの事 こゝにあだち新三らといふざつしき有。きやつは下らう なれ共、さが/"\しき者にて候。召つるはれ候へとて、かまくら 殿より判官につけらえたりけるとかや。是はない/\九ら がふるまひをみて、我にしらせよと也。とさばうがきらる るをみて、夜を日についてはせくだり、此由かくと申けれ ば、かまくら殿大きにおどろき、しやてい三河の守のりより...
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