春歌下 村上天皇 都名所図会 青龍三 安井観勝寺 蔵書
やすゐくわんしやうじ 安井観勝寺 新古今 まとゐして みれども あかぬ 藤波の たゝまく おしき けふも 有かな 天暦御哥 安井観勝寺光明院は安井御門跡前大僧正性演再興し給ふ。古より 藤の名所にて崇徳天皇の后妃阿波内侍此所に住せ給ふ。天皇保 元の乱に讃岐圀へうつりまし/\て御形見に束帯の尊影御随...
View Article都名所図会 青龍三 祇園社 蔵書
ぎをんやしろ 祇園社 祇園社は下河原を南面とし鳥居は石柱にして感神院といふ堅額 あり。照髙院道晃親王の筆なり。西南の楼門には御随身います。 神殿の中央は大政所(午頭天王 東ノ間は八王子(三女 西ノ間は(稲田姫 素蓋鳴垂跡) 五男) 本御前) 抑祇園午頭天皇を愛宕郡八坂郷感神院に勧請せし濫觴は 聖武天皇の御字天平五年三月十八日吉備大臣唐土より帰朝の...
View Article酒泉夜光杯 中国甘粛省酒泉市お土産コレクション
葡萄美酒夜光杯欲飲琵琶馬上催醉臥沙場君莫笑古来征戦幾人回 唐王翰涼州詩 涼州詩 王翰葡萄の美酒夜光の杯飲まんと欲すれば琵琶馬上に催す酔うて沙場に臥す君笑うこと莫かれ古来征戦幾人か回る令和4年1月2日 弐點伍
View Article俳句 わくらば 12月コメント拙句集
皆様からの温かいコメントへの返信、皆様のblogにお邪魔した際のコメントに付けた拙句、愚詠の12月分の拙句集 わくらば です。 わくらばにとふ人あらば須磨の浦に藻塩たれつつわぶと答えへよ 拙句ばかり枯れ木も山の歳の暮 京都御苑 玉砂利を踏みしめ歩む紅葉狩り 比企尼に 落ち葉にも夏の思ひもつまってる 赤穂浪士討ち入りと誕生日焼肉 討ち入りと太鼓鳴らして焼肉亭...
View Article賀歌 貫之 定家流筆者不明掛軸コレクション
年毎に 生そふ竹の 世々をへ てかはらぬ いろを 誰とかは 見む新古今和歌集 賀歌 延喜御時屏風 紀貫之年ごとに生ひそふ竹のよよを経てかはらぬ色を誰とかは見む よみ:としごとにおひそふたけのよよをへてかわらぬいろをたれとかもみん...
View Article都名所図会 青龍三 吉田神社
神楽岡 吉田社 新續古今 万代を 早四かへり の 霜を へて たえぬ 吉田の 神祭 かな 兼熈 新続古今集 吉田兼熈 ももとせをはやよかへりの霜をへてたえぬ吉田の神祭かな 吉田宮齊場所は神皪岡にあり(神代のとき天照太神天の岩戸に入給へば八百万の神達 集まりて神楽を奏せし、其所降りて山となりしより号る也)....
View Article都名所図会 青龍三 銀閣寺 蔵書
銀閣寺我庵は 月まつ 山の 麓にてかたぶく 庭の かげ をしぞ 思ふ 慈照院義政公慈照寺は鹿ケ谷の北にあり一名銀閣寺とも称し禅宗にして夢窓 國師を開祖とす。原此地は足利八代の将軍義政公文明十二年に 政務を譲りて閑居し給ふ別荘なり。故に東山殿と號す(延徳十二年 正月七日に 薨し給ひて慈照院殿喜山公と法名し...
View Article都名所図会 青龍三 知恩院 蔵書
ちをんけうゐん知恩教院華頂山大谷寺知恩教院は浄土宗の摠本寺にして鎮西流義なり。元祖 圓光大師宗風開發の霊地にして吉水の禅房とは是なり。初メは東の山腹 今の勢至堂の地にして大師入寂し給ふとぞ (古は叡嶽の別院南禅院にして 慈慧大師草創の地なり。夫より 星霜かさなりて山門十二代の座主青蓮院慈鎮和尚法然上人の弘法を...
View Article都名所図会 青龍三 鳥邊野 蔵書
西大谷千載 とりべ山 おもひやる こそ かなし けれ 独や こけ の 下に 朽なん 民部卿 成範千載集哀傷歌 母の二位みまかりてのちよみ侍りける 民部卿成範とりへ山おもひやるこそかなしけれひとりやこけの下にくちなん烏邉野(或は山とも)北は清水坂南は小松谷を限る。むかしより諸宗の 墓所なり。 玉葉...
View Article京都節分行事
古い写真を見ていたら、京都の2月3日の節分👹行事が出てきた。今年も開催しているかは不明だが、新型コロナの終息が見えない状況での、追儺の願いを込めて。※写真と表示の間違いが有ったらご指摘下さい。聖護院須賀神社廬山寺たぶん吉田神社 2月2日拙句明日よりは春とならむや鬼はらい
View Article都名所図会 青龍三 金戒光明寺 蔵書
くろたに黒谷きんかいくはうみやうじ金戒光明寺紫雲山金戒光明寺黒谷は浄土鎮西四ケの一本寺なり。元祖圓光大師の 旧蹟にして叡山西塔の黒谷をうつして新黒谷と称す。本尊には元祖 大師の像を安置す。脇壇の厨子には親鸞聖人の像あり。共に自 作なり。阿弥陀堂の本尊は惠心の作なり。観音堂の本尊は行基の 作にして千手の像を安置す。(洛陽観音 巡りの其一也)勢至堂は法然上人の廟塔なり。...
View Article都名所図会 青龍三 法然院 蔵書
しゝ たにはうねんいん鹿ヶ谷法然院善書山万無寺は同所にあり。本尊は阿弥陀佛の坐像にして恵心の作也。開基 万無心上人。古は法然上人艸庵を営専修念佛を修し給ふ旧跡也。故に法然 院とも號す。本堂の前に銅像の地藏尊を安置す。客殿の庭に霊水有。銘 を善㐂水といふ。此地は松風粛然としてつねに鉦の音たえず、六時禮讃の聲 は幽谷に谺し寂蓼として蜂の月ほがらかなり。盧山の白蓮社...
View Article斎藤実盛像 妻沼聖天山
妻沼聖天山斎藤別当実盛公銅像妻沼聖天山熊谷市妻沼1511齋藤實盛 文部省尋常小学校唱歌年は老ゆとも、しかすがに弓矢の名をばくたさじと、白き鬢鬚墨にそめ、若殿原と競ひつつ、武勇の誉を末代まで残しし君の雄雄しさよ。錦かざりて歸るとの昔の例ひき出でて、望の如く乞ひ得つる赤地錦の直垂を、故郷のいくさに輝かしし君が心のやさしさよ。縁起(妻沼聖天山HPより)治承3年...
View Article都名所図会 青龍三 真如堂 蔵書
しんによだう真如堂鈴聲山真正極楽寺真如堂は天台宗にして開基は戒筭上人なり。本尊は阿弥陀仏 の立像長三尺三寸慈覚大師の作なり。抑此尊像は江別志賀郡苗鹿明神より神 木を大師得給ひ此木夜毎に光明を放。怪て割見給ふに佛形鮮にあり。故に此尊像を 彫刻す。又承和五年に大師入唐ありて天台五臺山にして顕密の奥義を究め引聲の 弥陀経を傳て同十四年に帰朝せり。然にかの引聲の一句を失念ありければ西方に向ひ祈...
View Article都名所図会 青龍三 音羽山 蔵書
音羽山又牛尾山ともいふ。追分より東南の山なり。音羽里小山村は道のほとりに ありて一流の山川あり。是を音羽川といふ。水上は山科音羽瀧にして古より 和歌多し。(むかし延徳の頃髙水寺殿三品花渓といふ官婦の 山荘あり。いま西本願寺の別荘是なり) 此流れ右に見左に傍ふ て牛尾観音堂に登る道に安履石あり。(行叡居士の沓此 石上にありLといふ)弘法腰掛石鮎戻瀧...
View Article俳句:靖国の雪
ふる雪やいくさなき世の永きこと今日は、必要至急の要件で東京へ行く。幸い、今日は大雪☃️注意報とかで、電車に乗る人数は、少ない。コンビニで、稲荷寿司とマフィンケーキを買って、イートインで食べる。偶然なのだが、マフィンの製造元は、愛知県豊川市の香月堂とある。今日は、初午。豊川市と言えば、豊川稲荷🦊。初午には、稲荷寿司。縁起が良い東京訪問であった。読めない漢字クイズ(-ω-...
View Article