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組打図絵 源義経 蔵書
九郎 判官源 の義經は 海上にこ舟 ▲せめた をのりいれ たかい 舩にのぼり しづあ てきせん ●つて ●●●● ゆみをと ●●●● ●●● ●●●せん 九郎ノ判官源義經 としける に海しやう なみかぜあ らくしてよせ つけず。このとき 平家がたのひ やうせんをおし よせ/\はせ向 ける。これこそ げんじの大 将九郎判官 源のよしつね ならん と平...
View Article源氏物語絵 須磨 土佐光成画コレクション
源氏物語 須磨 前栽の花いろいろ咲き乱れ、おもしろき夕暮に、海見やらるゝ廊に出で給ひて、たゝずみ給ふ御さまの、ゆゆしう清らなること、所がらはましてこの世のものと見え給はず。白き綾のなよゝかなる、紫苑色など奉りて、こまやかなる御直衣、帯しどけなくうち乱れ給へる御さまにて、「釈哥牟尼仏弟子。」と名のりて、ゆるゝかに読み給へる、また世に知らず聞こゆ。...
View Article美濃の家づと 三の巻 羇旅歌1
羈旅歌 守覚法親王ノ家ノ五十首ノ歌に旅 俊成卿 夏かりのあしのかりねも哀なり玉江の月の明けがたの空 下句めでたし。 二の句のも°ゝじを思ふに、此哀なり は、時所のけしきをめでたるかたと聞ゆ。もしかなしき かたならば、かりねぞ哀なる、と有べきこと也。 後拾遺√夏か りの玉江のあしをふみしたき云々。 立かへり又も來てみむまつしまやをじまのとまや波にあらすな...
View Article源氏物語における面痩せ
ある本に、面痩せは、「この作者の特に好んだ審美眼である。」(角川ソフィア文庫 玉上琢彌著)とあったので、新体系の索引から調べてみる。なお帖名の横の数値は、面痩せの記載のあった新体系の頁と行を示す。 桐壺 7頁12行...
View Article秋歌上 九条良経 宮城野 和歌モニュメント
秋篠月清集 藤原良経 わすれずよ かりねの月を 宮ぎ野の まくらにちかき さをしかのこゑ 秋篠月清集(教家本系日本大学図書館本) 旅月聞鹿わすれずよかりねに月をみやぎのの枕にちかきさをしかの声 仙台市宮城野区榴岡4丁目12−5第一さくらビル前 宮城野通南側歩道内筆者歌:藤原定家作者:藤原俊成
View Article源氏物語 桐壺 宮城野 和歌モニュメント
宮木野の 露吹きむすぶ風の音に 小萩がもとを思ひこそやれ 源氏物語 桐壺 源氏物語 桐壺 更衣の母への御悔み 桐壺帝宮城野の露吹き結ぶ風の音に小萩が本を思ひこそやれ よみ:みやぎののつゆふきむすぶかぜのおとにこはぎがもとをおもひこそやれ...
View Article尾張廼家苞 恋歌四 6
尾張廼家苞 四之下 千五百番歌合に 家隆朝臣 おもひいでよたがかねごとの末ならんきのうの雲の跡の山風 きのうの雲とは、風の吹はらひて消うせてけふはなき雲をいひ て、はやくの契の絶たる譬也。かねごとゝ雲とかけあひて、楚王の故事 になりて朝々暮々陽䑓之下といへる事...
View Article組打図絵 佐藤継信、忠信兄弟と紀野九郎 蔵書
佐藤忠信 佐藤次信 能登守教經はいかにもし てよしつねを打んとて弓に 矢番て引しぼりしところ佐藤 次信よしつねの馬前に立ふさがり 志を教經忠義をかんじてひかへる所にいとこの紀の 九郎是をいさめければのり經ふたゝび弓引しぼ...
View Article源氏物語絵 初音 土佐光成画コレクション
源氏物語 初音 姫君の御方に渡りたまへれば、童女、下仕へなど、御前の山の小松引き遊ぶ。若き人びとの心地ども、置き所なく見ゆ。北の御殿より、わざとがましくし集めたる鬚籠ども、破籠などたてまつれたまへり。えならぬ五葉の枝に移る鴬も、思ふ心あらむかし。 年月を松にひかれて経る人に今日鴬の初音聞かせよ 「音せぬ里の」 と聞こえ給へるを、「げに、あはれ」と思し知る。言忌もえしあへ給はぬ気色なり。...
View Article末の松山 清原元輔 歌碑
契りきなかた身に袖をしぼりつつ 末 の 松 山 末の松山波こさじとは 清原元輔 後拾遺集 恋歌四 心変はりてはべりける女に、人に代はりて 清原元輔契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは 末の松山坂下の電柱と東日本大震災津波の被害
View Article末の松山 古今集 東歌 歌碑
君をおきてあだし心をわがもたば すゑの松山浪もこえなむ 古今和歌集 東歌 君をおきて あだし心を わがもたば すゑの松山 浪もこえなむ 古今和歌集 巻二十 東歌 貞観大地震 三代実録 五月廿六日癸未 陸奧國地大震動 流光如晝隱映 頃之 人民叫呼 伏不能起 或屋仆壓死 或地裂埋殪 馬牛駭奔 或相昇踏 城(郭)倉庫 門櫓墻壁 頽落顛覆 不知其數 海口哮吼 聲似雷霆 驚濤涌潮...
View Article俳句 春日部の師走
春日部や オラもいそぐゾォ!? 師も走る東武春日部駅の発車メロディは、クレヨンしんちゃんの「オラはにんきもの」と言う事で、元気に駆け込み乗車しそうなメロディ。春日部のバスには、クレヨンしんちゃん!春日部のにんきものらしい。
View Article新古今集聞書幽斎補筆 秋歌上 西行 鴫立沢 蔵書
○み山路やいつより秋の色ならん見ざりし雲のゆふ暮の 空 夕ぐれの見ざりしをしきはいつより秋の色 にはなりたるぞと●に心残りせしたる哥なり。 西行 ○心なき身にもあはれとしられけり鴫立沢の秋の夕ぐれ 心なき身とは世をのがれて六賊をすてゝ無性 無心になりぬれば悲しきともおもしろし共...
View Article建保名所百首 塩竃 藤原範宗 宣伝旗
立ちのぼる煙や空に霞むらむ 緑も深き塩竃の浦 範宗 塩竃の藻塩 建保名所百首 春歌 鹽竈 範宗 たちのぼるけぶりやそらにかすむらむみどりもふかきしほがまのうら 藤原範宗 承安元年(1171)―天福元年(1233)...
View Article組打図絵 那須与一 蔵書
玉むしの前 ○この日の 丸のあふぎは髙倉 の帝厳しま御幸 のとき奉● ありける扇也。 与一これをい たてしことは みな人の知る 所なり。 那須の与市 ※那須 与一 平安時代末期の武将・御家人。系図上は那須氏二代当主と伝えられる。 『吾妻鏡』など、同時代の史料には那須与一の名は見えないため、与一の事跡は軍記物である『平家物語』や『源平盛衰記』に伝えるところが大きい。...
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