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Channel: 新古今和歌集の部屋
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春宵一刻値千金 蘇武

 春夜        蘇軾 春宵一刻直千金 花有清香月有陰 歌管楼台声細細 鞦韆院落夜沈沈 春宵一刻値千金 花に清香有り月に陰有り 歌管楼台声細細 鞦韆院落夜沈沈

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春歌下 源経信 古里の春の面影

    大納言経信   ふるさとの花の   盛は過ぎ      ぬれど    おもかげさらぬ     春の       空かな     新古今和歌集巻第二 春歌下  題しらず             大納言經信 ふるさとの花の盛は過ぎぬれどおもかげさらぬ春の空かな   よみ:ふるさとのはなのさかりはすぎぬれどおもかげさらぬはるのそらかな 隠...

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源氏物語 鵲 かささぎの渡せる橋

源氏物語 五十一帖 浮舟  山の方は霞隔てて、 寒き洲崎に立てる鵲の姿も、所からはいとをかしう見ゆるに、宇治橋のはるばると見わたさるるに、柴積み舟の所々に行きちがひたるなど、他にて目馴れぬことどものみとり集めたる所なれば、見たまふたびごとに、なほ そのかみのことのただ今の心地して、 いとかからぬ人を見交はしたらむだに、めづらしき仲のあはれ多かるべきほどなり。

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春歌下 花後春雨 式子内親王

       式子内親王   花は    むなしき空に   散り   は          る  その色となく  さ ながむれば     め          ぞ降る   新古今和歌集巻第二 春歌下  百首歌の中に           式子内親王 花は散りその色となくながむればむなしき空にはるさめぞ降る   よみ:はなはちりそのいろとなくながむればむなしきそらにはるさめぞふる 隠 隆雅...

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和名類聚抄 鵲 かささぎの渡せる橋

和名類聚抄 巻第十八 羽族部第二十八 羽族名第二百三十一 37コマ 国立国会図書館   鵲 飛駮馬 本草云鵲且畧反和名 飛駮馬   泥附          加佐々木        泥鵲腦名也

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枕草子六十一段 橋 かささぎの渡せる橋

枕草子 六十一段...

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能因歌枕 かささぎの橋 かささぎの渡せる橋

能因歌枕(広本)かさゝぎのはしとは、七夕の天の川にむすびわたすを云。あまのがはとは、そらにしろくてわたりたる也。   すはうの國かさゝぎの橋 つゞみの瀧 かざしの橋 かさ松の嶋七月 七夕、ひこほし、なつめ、あまのがは、かさゝぎのはし、いなづま、はなすゝき、露草、萩花、秋霧、小鷹がり、白露、をみなへし、しのすゝき、うきは、つし玉、みそはぎ、はちすば、すまひぐさ、をぎのは。

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新古今増抄 巻第一 教長 若菜摘

しりたくおもふ心もありとなむ。上句に草と いふはすべての草なり。わかなは七種なり。 一 崇德院に、百首哥たてまつりける時、春哥 此院百首哥めしけるは、㐧二度は久安六年 とあり、幾度も有しとみえたり。 崇德院諱ハ顕仁。鳥羽㐧一ノ子也。母ハ中宮藤原 璋子。号待賢門院。入道亞將公実ノ之女也。保 安四年二月十九日即位。治天下十八年。永治 元年十二月七日譲位。保元元年七月廿三日...

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源氏物語大成 鵲と鷺 かささぎの渡せる橋

源氏物語 五十一帖 浮舟 やまのかたはかすみへたてゝさむきすさきにたてるかさゝきのすかたもところからはいともをかしうみゆるにうちはしのはる/\とみわたさるゝにしはつみふねのところ/\にゆきちかひたるなとほかにてめなれぬことゝものみとりあつめたるところなれはみたまふたひことになをそのかみのことのたゝいまの心ちしていとかゝらぬ人をみかはしたらたにめつらしきなかのあはれおほかりぬへきほとなり。...

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YouTube短歌:春風散策

モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 KV299   花がさいている  鳥がないている 風がとをくまでひゅるりふいてるよ   北島三郎、千昌夫の与作を思った。モーツアルトを聴きながら思う自体変だが。 与作の歌詞は、 与作は木を切る。木霊は返るよ。女房は機を織る。気立ての良い嫁だよ。もう日が暮れる。女房が呼んでいる。...

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古今新古今の解釈と問題研究 蔵書

古今新古今の解釈と問題研究      文学博士     松田武夫 著     山田書院古今新古今の解釈と問題研究著者:松田武夫 著発行:山田書院5版:昭和38年8月1日松田 武夫(まつだ たけお、1904年4月6日 -...

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俳句:春愁竹秋

さく花を見終えてからと         竹の秋竹は、冬の厳しい時も葉を枯らさず、根の筍に養分を送り続け、次世代の筍に全ての養分を送り終えた晩春に葉を枯らす。筍は、その後1日で何十cmも成長し葉を繁らせる。ふと葉桜となって、観光客もいなくなった古寺の竹林を、桜の散り終えるのを見届ける様にと思った。愁は、秋の心と書くが、春もそうだなあ。

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家持集 友待雪

    大伴家持白雪の 色わきがたき   梅がえに 友待つ雪     ぞ   消え     残りたる家持集 冬しらゆきのいろわきがたきうめがえにともまつゆきぞきえのこりたる

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新古今増抄 巻第一 貫之 若菜摘

一 若菜摘袖とぞみゆる春日のゝとぶひの野べのゆきの村                                 ぎえ 増抄云。貫之哥、春日のゝわかなつみにや白妙 の袖打はへて人のゆくらん。これによりて、 よめる成べし。雪のむら/\消てしろきを、人 の袖とみたる作意なり。所がわかなの名所也。 時節が春なる故に、あらぬものもそれと みたる心面白とぞ。當景ニうつる心なりとぞ。 一...

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俳句:昭和の日

ワレニテモ遠クトナリヌ...

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新古今増抄 巻第一 俊成 若菜

一 述懐百首哥よみ侍けるにわかな 皇太后宮太夫俊成        俊成卿老後に 堀河院の百首の題にて、百首ながらに 述懐の心をよめる哥のうちなり。俊成卿 は、先祖のやうにもなく、下位にてありしことを うらみて、こゝろをのべ給へるとみえたり。 一 沢に生ふるわかなならねど徒に年をつむにも袖はぬれ...

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源氏物語 浮舟 宇治橋の長き契りは

源氏物語 浮舟         薫大将  宇治橋の   長き契りは     朽ちせじを  危ぶ   む方に  心   騒ぐな よみ:うぢばしのながきちぎりはくちせじをあやぶむかたにこころさわぐな 意味:宇治橋のような長き契りは朽ちないものなので、危ぶむ恋の行方に心騒がないで。備考:危ぶむと踏むの掛詞。朽ちる、踏むは橋の縁語。         浮舟  絶え間の     み 世には危ふき...

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新古今増抄 巻第一 俊成 子の日

袖がぬるゝとことわりたり。いたづらと云詞眼字也。 いたづらとは徒字也。徒ハ空也と字注にありて、むな しき義なり。ねがひむなしくてと云心欤。 一 日吉の社によみてたてまつりける子日の哥 此社者、松尾の同躰也。或説云。山王権現者 磯城嶋金刺ノ宮即位元年、自天降于大和 國磯城ノ上ノ郡。現大三輪神。大津ノ宮即位元 年ニ、現老翁形、曰我ハ是大比叡明神也。 傳教大師以天竺金比羅神(一名摩多...

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YouTube短歌:ムーンリバー

ムーン・リバー by オードリー・ヘップバーン Tiffanyが私にくれたのは幸せといふ幻影                   朧月夜に

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新古今増抄 巻第一 家隆 解水誘鴬

殿上人は布衣也。幄屋をまうけ、幔をひき めぐらし、打ひつ、檜破子、やうの物を奉り、 人/\和哥を献ず。其時の序は、平兼盛 とかや。清原ノ元輔、曽祢ノ好忠など云哥人 ともにてぞ侍し。 一 百首哥たてまつりし時 一 藤原家隆朝臣、于時、從四位上、先上総介。 前中納言光隆ノ男。母ハ実兼女。公実卿孫(四十三                    首入) 一 谷河の打出る波も聲たてつ鶯さそへはるのやま風...

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